ヤンキーなんて、大嫌い。





外に出て、初めて自分が居た場所を知る。



「ここ、バイクショップなの?」


ガラス張りのドアの向こうに、バイクがズラリと並んでいた。


「ああ」



厳密に言うと隣が店舗で、あたしがいたのは、シャッターが下りているからガレージなのかな。


ソファもあったし、ガレージとしては使ってないんだと思うけど。




「え、バイク? 」


そして、彼が引っ張りだしてきたのもバイクだった。


てっきり、車で送ってくれるんだと思ってた……。



あまり好きじゃない乗り物に、一瞬気持ちが下がる。