なんだかんだ言って、優しいのかも、この人。 服がはだけた状態で寝ちゃったあたしに、タオルケットを掛けてくれたのも彼なんだろうから……。 「じゃあ、お願いします……」 あたしがそう言った直後。 ――バンッ! この建物の扉が勢いよく開いた。 「あーいたいた。やっぱここだったか」 入ってきたのは、明るい茶髪の男の子。 類はやっぱり友を呼ぶのか、似たようなスタイルのなかなかのイケメン。 「……っと、お楽しみ中?」 そして、急ブレーキをかけるように足を止めた。