「こんな時間電車もバスも動いてないだろ」 「う……。…じゃあ歩いて帰ります」 そっか、朝の4時だもんね。 「こんな時間にそんな格好で歩いてたら、変なのにすぐ引っかかるぞ。 ま、アンタに欲情する男がいれば、の話な」 「なっ……!」 欲情されても困るけど、されないって決めつけられるのもなんかシャクだ。 でも……。 確かに、こんな露出の激しいワンピで夜道を歩きたくない。 「ほら、行くぞ」 彼はテーブルの上にあった鍵を手にする。