ヤンキーなんて、大嫌い。





【大丈夫?今どこ?】


【無事なら連絡ちょうだい】


日南子と小春からは、LINEがきていた。



どうやらふたりは一緒に居るみたい。


それを見て、うまく逃げられたんだと思った。



……良かった。


詳しいことはあとで説明するとして、無事なことだけパパッと返信する。




「家どこだ。送ってく」


スマホをカバンにしまうと、彼が立ち上がった。


「え?ああっ、電車で帰るから大丈夫……です」


醜態を見せたかと思うと、さっきまでの勢いなんてなくなって今更敬語になるあたし。



ここまでしてもらって送って貰うなんて悪いから。


あたしも立ち上がり、掛けられていたタオルケットをたたむ。