えぇぇーーーーー!!!
あたしの叫びなんて秒殺で、更にスピードが上がったような気がする。
でも、警察に捕まるのはイヤだから、サラサラとなびく金髪を必死で追いかけた。
――ドンッ!
「ぎゃっ!」
リズムよく駆け下りていたら、彼の背中に激突してしまい。
「……ったあ…」
思いっきり顔面をぶつけた。
だっていきなり足を止めるんだもん。
なんなのよ、もう。
彼はあたしの心の中の文句に気づくこともなく、壁に体を這わせるようにして、そーっと外の状況を覗っている。
どうやら、地上に降り立ったみたいだけど……。



