消え入りそうな声でそう答えると。
「未成年もゴロゴロしてるはずだからな。一人残らず引っ張れよ!!」
ボス的刑事が、より一層声を張り上げた。
「……っ!!!!」
……何かした覚えはないけど、あたしは未成年……。
それが罪になる……!?
咄嗟に頭に浮かぶのは、ママじゃなくてお兄ちゃん。
嘘をついて夜遊びして。
こんな店に来た挙句、警察になんて捕まったら。
どどどど、どうしようっ!!!!!
生きた心地がしなくて、サーッと血の気が引く。
「てことで、マズイな」
そう言うのと、彼があたしの手を掴んだのは同時だった。



