ヤンキーなんて、大嫌い。






……7位か。


圭太に咄嗟に宣言した10位以内に入ったことに、ただただ驚いた。


勢いで宣言しただけなのに。


渉にさけられて、気落ちした中で受けたテストだから、こんなに上位に食い込めるとは思ってなかった。



「ちょーっと、2人とも出し惜しみしてないで、その頭あたしに半分分けてよー」


出し惜しみじゃなくても、結局のところ頭は半分分けられません……なんて思いながら、あたしの目は必死に30位まで追う。




「……」



……あるわけないよね。


渉の名前なんか……。




あれだけ勉強したんだから、ひょっとしたら……って思ったんだ。


英語や数学で50点以上を取ったことない渉が、30位以内に入るわけなんてないのに。