「お待たせ~」 彼は、さっきとおなじ色の飲み物を持ってきてくれた。 「ありがとうございます」 喉が渇いていたから、早速口へ運ぶ。 ……甘っ! 色は同じだけど、やっぱ中身は違ったみたい。 なんだか妙に甘苦い、不思議な味がした。 なんのジュースだろ?? 「ねえねえ、乃愛ちゃんて今、彼氏いるの?」 グラスを持ち上げて、中身なんだろ~って想像していた時。 彼がそう言いながら距離を縮め、あたしの隣にピタリとくっついてきた。