その日の午後。
1年生フロアの掲示板に、人だかりができていた。
何かというと、中間テストの順位が貼り出され、それを見に生徒たちが集まっているのだ。
もちろん、あたしたちも。
「乃愛すごーい。7位だって!アンタ相当頭いいんだね!」
日南子が驚けば。
「うわー、もうちょっとでトップ5だったね。しかも5位と3点差なんておしいな~」
小春が悔しそうな顔をする。
「てかさ、そういう小春も13位って何なの?2人そろって黒凪に入る頭じゃないよね!?」
貼り出されたのは30位までで、日南子の名前はどこにもない。
感心しきりの日南子に、「そりゃあ第一志望じゃないもん……」と唇を尖らせてみる。
「だよね」
小春が同情するように、あたしの肩に手を置いた。



