……結局は、あたしのせいで学校を休んでたのは確かだったんだ。
「嵐士さんに殴られたのは乃愛のせいじゃない」
「でもっ……」
「悪かった」
突然圭太が謝ってきた。
「キスしたりして……」
あの夜のことが、生々しく蘇った。
「う、うん……ビックリしたけど……大丈夫だから……」
「嫉妬とか超うぜえよな」
そんな自分を笑うように、圭太は髪をクシャとかきあげた。
「……」
でも、あたしは笑えない。
圭太の気持ちがわかるから。
渉を好きになった今、渉に好きな女の子がいたら、あたしだって、きっとその子に嫉妬する。



