なぜなら、この計画の集大成はもっと先にあるから……。





一之瀬嵐士の妹を、仙道さんに差し出すこと。



そこまでが、俺の役目。




その後のことは俺は知らされていない。




けど、想像なんていくらでも出来る。



乃愛が、盛りのついたメンバー達に………






「うおおおおおおおおっ…………!!!」



やり場のない思いを、大声で叫ぶ。






俺に、乃愛を守れんのか……?


仙道さんの計画に加担しているこの俺が……。





……どうやったら、俺は乃愛を守れんだよ……。