実は、超寝不足。
夜は渉のための教材作りをして、そのあとに自分のテスト勉強をしてるから。
学校のレベルが低くても、自分のレベルは下げたくないし。
だから、気づくと2時3時になってるんだ。
それよりも。
前触れもなく触れられたことに、ドキドキが止まらない。
触れられた箇所が、熱い。
前触れもなく触れるのは、いくら経験しても慣れないよ……。
だけど。
「ふわ……あっ……ん……」
言われた側からあくびがでちゃって、あわててかみ殺す。
「ふっ……。ちょっと寝たら?」
それを見た渉が、笑いながらベッドを指さすけど。
「ううん、大丈夫」
「遠慮すんなよ。その間に俺これ問いてるから、終わったら起こす」
「いいって、眠くないもん!」
あたしはソファに座ったまま、渉がさらさらと問題を解くその手を見ていた。



