ヤンキーなんて、大嫌い。




それをジッと見つめた渉は。


「乃愛さ、こんなことばっかしてて、自分の勉強出来てんの?」


「……うん?…ま、まぁ……」



張り切りすぎだって、引いてる?


こんなものまで作ってきて……って。



それともまだ勉強させんのかよ、ってダルく感じてる?


ここまで頼んでねーよって、呆れてる……?



急に悲しくなって、作ったプリントが、色あせて見えた。



すると、渉の手がスッと伸びてきて。


「お前、最近寝不足だろ」


「えっ?」


「ここ、クマが出来てる」


あたしの目の下を指でなぞった。




「……っ」