ウワサ……か。 「おいおい、まさかもうヤッちまったとか!?」 斗真は突如、耳障りな声を発しながらベッドまで駆け寄った。 ……は? 確かにシーツは乱れているが。 それはさっき俺が勉強がイヤで、寝転んだ形跡で。 「んなワケねーだろ」 軽く否定した俺の言葉に、斗真は首を傾げた。 あ……。 "んなワケない"、はずはない。 このベッドで、何度となくそういうことをしてきたのを、斗真はよく知ってるから……。