こんな時間に家に帰ったこともない俺にとっては、”まだ”の時間だ。
ここは従兄が経営するバイクショップのガレージで。
かなり前から使われていなかったここを、昔やんちゃしていた従兄が改造して部屋にしたらしい。
今では誰も使うこともないから、俺の好きに使っていいと言ってくれている。
そして、斗真も当然のように入り浸ってるってわけ。
「門限があんだとよ、それも6時」
「マジ!?イマドキ6時って、それ生きてけんの?」
「生きてけるだろうが」
大げさに驚く斗真がなんかウザイ。
んで、気分わりー。
乃愛がバカにされたみたいで。



