もしかして斗真くん、渉のことが好きだったりして……! 黒凪高校に誘ったのは斗真くんっぽいし。 ……。 ……やめとこ。 考えれば考えるほど、おかしな方向に行きそうで、あたしはその妄想をぶった切った。 「あれ?斗真くんは」 その後、ここに戻ってきたのは渉一人だった。 「あー、あいつうざいから帰した」 「ええっ!?」 帰した……って。来たばっかりなのに。 しかも、すごく喉が渇いてたみたいなのに。 かわいそうだな……。