「サンキュー」 それを受け取る渉より、コウキさんの方がかなり年上っぽいのに友達のように話してる。 どういう知り合い……? やっぱり、ヤンキー繋がり……? 「ほらよ」 そのメットがあたしに回ってきて。 「乃愛がバイクに乗り慣れてんのって、そういうことだっただな」 この間のことを思いだしたのか、納得したように渉が言う。 「うん」 圭太のバイクで通学してることを言われ、あたしは軽くうなずいた。