他のクラスメイト達と同じように、空気のように扱ってくれてたらよかった……。 過剰にちょっかい出してきたり、こうやって気まぐれにキスしてみたり。 そんな対象になんて、なりたくなかった…… 「お前みてるとほっとけねえんだよっ!」 ……なに……それ。 ビックリして見上げると。 顔を赤くした渉が、そっぽを向いていた。 「……」 ……興奮しすぎて、血が上っちゃった……? 「今日はもういいっ」 そしてどこか投げやりに言って、近づけた体を乱暴に離す。