ヤンキーなんて、大嫌い。




だけど。


このおかしな空気の発端が、徐々に分かってく。





……あたし、さっきなに言った……?




そして思い出す。






"一緒に勉強する?"






……!!!


体が固まって、渉を見つめたまま、さっと血の気が引く。





いくら、赤点が未知で、恐ろしいからって。


やだやだ!



なに言っちゃってんの、あたし。




第一、一体どこで?


放課後のあたしに、自由なんてないのに、どうやって一緒に勉強するっていうのよ。




そりゃあ渉も固まるよね!!




「ふうん」




途端に渉はイジワルな顔つきになって……。




「そんなに俺と一緒に居たいんだ」