ヤンキーなんて、大嫌い。




だけど、圭太が言わないからって、他のクラスメイトがわざわざお兄ちゃんに告げ口するはずもないし。


2年生は滅多なことじゃ1年生のフロアに来ないから、隣の席の男子と話してるくらじゃ、きっと気づかれない。



そう思いながらも。


やっぱり圭太が気になって。




チラッと圭太の席の方へ目を向けると、一瞬目が合い、すぐにそらされた。




「……」



さっきの渉との挨拶も、日南子に冷やかされたところも。


すべて見られていたかと思うと、なんだかすごく気まずかった。