ヤンキーなんて、大嫌い。





高校生になった途端、髪に赤メッシュを入れ、ピアスも開けた。


それがまた妙に圭太に似合っていて、

高校に入っても相変わらず女の子にモテまくっている。




圭太に彼女が出来たら、こうやって通学することから解放されるのかなぁ……。


なんて思いながら、バイクの所まで戻ると。




「これ被れ」


差し出されたのはメット。


それを見て、また心がズシンと重くなった。


「これ被ると髪の毛に跡がついちゃうんだよね……」


せっかく時間をかけてキレイにブローしたのに、いっぺんで台無しになっちゃう。