話しかけてもらえないって、結構きついんだよ。 避けられるって、悲しいんだよ。 あたしはただ、普通の学校生活を送りたかっただけなのに。 「誰も、あたしの気持ちなんてわかってくれない……」 あたしは、煌蘭とは何も関係ないのに……。 あたしはあたしなのに……。 紙袋を見つめながらしゃがんでいたあたしの周りが、影で覆われた。 「俺は乃愛のこと、暴走族の総長の妹としてじゃなくて、クラスメイトとして普通に接するつもりだから」