ヤンキーなんて、大嫌い。




ようやくつまんだハンバーグを、恐る恐る持ち上げて、悩む。



どうしよう、これって一口でいけるのかな?


あたしなら二口だけど、男の子だし……一気に放り込んじゃえばいい?



色々思案しながら、色っぽく開かれた口の中へ入れようとしたときだった。



「あっ……」


「おいっ!?」


「わあっ……!!」



箸からハンバーグが滑り落ち、地面へと落下していくのが見えた。




ダメッ!


落っこちちゃダメぇぇぇぇっ!




「きゃあぁぁぁっ!!!!!」




なんとかハンバーグを死守しようと、身を乗り出したあたしは足がもつれて……




「……っと」