乾いた風が、あたしの言葉を運んでいく。
グッ……と、唇を噛みしめた。
これを知ったら、渉だってもうあたしに関わらないでしょ。
痛い目に遭いたくなくて、手のひらを返すくらいなら……初めから関わらないでほしい……。
「つうか、腹減った」
あたしの手から紙袋を奪った渉は、壁に背をつけるようにして、地面に腰を下ろした。
「……」
え?
今の話に対する反応とかないの?
それとも。
お弁当だけとりあえず食べて、教室に戻ったら他人のふりを始めようって魂胆?
まぁ……ここにはあたし達以外誰もいないしね。
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