ヤンキーなんて、大嫌い。





うわぁぁ……ここに圭太が来るなんて思ってなかったよぉ……。


とにかくあたしは焦る。



「乃愛は黙ってろっ!」


ビクッ。


喝を入れられて、肩を跳びあがらせた。



過保護なのはお兄ちゃんだけで十分なのに……。


圭太までそんなこと言うなんて、悲しくなってくるよ……。




「で、何されんの?」


重い空気が流れる保健室に、間の抜けた声。


「指一本でも触れたら、俺なにされちゃうわけ?」


怯えるどころか、ニコニコと。




……はあっ!?


そんなこと、まともに聞く人がいる!?



そこは適当に流しておくとこでしょ……。




あーもう、話をややこしくしないでよ!