「堂々と門限破ってんじゃねえ」
は、はぁっっっ!?
「…………ま、まさか、高校生になっても門限6時なんて言わないよね……」
あまりに衝撃過ぎて、反応がおくれる。
「6時に決まってるだろ」
「……!
今時そんな女子高生なんていないよ!!」
パパが海外勤務をしている一之瀬家。
事実上父親の居ないこの家での大黒柱はお兄ちゃんで。
いつしか勝手に決められた門限。
中学生時代は我慢したけど、高校生で門限6時なんてあり得ないっ!
「よそはよそ、ウチはウチだ」
「じゃ、じゃあお兄ちゃんだって門限作ってよ!毎日何時に帰って来てるの?」



