「それとも、クラスメイトに喋っちゃいけないとか、そういうルールでもあんの?」
誰にともなく問いかける渉に、全員の顔は"あるんです"っていう顔。
口では言わないけど、微妙に首が縦にふれている。
……ちょっと……みんな薄情だな……。
何気にショック。
「クラスメイトの前に、乃愛は煌蘭の姫なんだよっ!」」
は、はぁっ!?
姫ってなに?
圭太の言葉はあたしでさえ初耳で、困惑していると。
「……クククッ……
あはははっ、うきゃきゃきゃ……」
渉は突然、体を捻じ曲げて笑い出した。
「それいつの時代の話?姫って、何時代にいたんだっけ?誰か知ってる?」
おかしそうに机をバンバンと叩きながら、周りに問いかける。



