純白の君に、ほんのすこしのノスタルジアを。




結婚式が無事に終わってからの、俺たち家族について、すこしだけ話しておこう。



妹は新婚生活を楽しんでいる。


結婚式の一件がきっかけで、俺は妹の旦那とけっこう仲良くなった。


旦那によると、どうやらツンデレの威力はすさまじいらしい。



両親はあの後、二人できちんと話し合ったらしい。


その結果、また一緒に住むでもなく、きっちり離婚するでもなく、今のままでいい、ということになったようだ。


ほんのすこしだけ変わったのは、父さんの潜伏先が明らかになったことと、父さんが母さんの着信拒否を解除したこと。


父さんはやはり実家に戻っていたらしい。



俺はたまに妹に会いに行ったり、父さんに会いに行ったりしながら、母さんと二人で暮らしている。


二人きりになってしまったこの家はすこし広いけれど、

母さんは俺が結婚するまではこの家を手放す気はないと言っている。



俺は、……残念ながら、いつ結婚できるかはわからない。


相変わらず彼女もいない。


まあでも、焦らずにゆっくり行こうと思う。



これで、俺たち家族の話は終わり。



聞いてくれて、ありがとう。




             〜fin〜