「俺さ、なんか嫌な事が あったりすると毎回ここに 来ては気分を落ち着かせてる。」 「そうなの? ここ良いところだね。 海がキレイだし、 遠くでは山が見えて…。 自然が多い所好きだなぁ。」 今だけでいいから……。 私だけの先生でいて……。 気づけば、私は髙木先生に 抱きついていた。