願うのは一つだけなんだ








『……私も…百花と友達になりたい……。

 百花、私の友達になってください…!』





電話越しに聞こえた、香枝のその言葉。


香枝の想い、私に届いたよ!










『もちろんだよ!』







元気よく返事をする私に、電話の向こうからは香枝の笑い声が聞こえるー…












『明日さ、私が百花を迎えに行くから…
 一緒に学校に行こうよ!』







『……うん…』








まだ学校に行くのは怖いー…




人の視線、人の噂話、それらを感じたり聞いたりするのが怖いー…









『百花は私が守るから!
 安心してね!


 それに…佐藤も百花が学校に来ないの、すっごい心配してるよ!
 
 あいつのためにも…学校、行こう…?』







佐藤君が……?






告白を断ってしまったのに…。







それでも私の心配をしてくれてるの…?