願うのは一つだけなんだ








『百花……私こそごめん。

 佐藤が百花に告白してるところ見て、嫉妬しちゃって……
 あんな風に言っちゃって……あんなことにもなっちゃって……。


 私が佐藤、佐藤って言ってたから、百花は言えなかったんだ、ずっとそう思ってる自分もいたんだ、でも……やっぱり悔しくて………本当にごめん……。


 百花が学校に来なくなって、百花に会えない日がすっごいつまらないって…ずっとそう思ってた。

 
 私から謝らなきゃって思ったけど……あんな酷いことを言って、酷いことをして……どう謝ればいいか分からなくて……』








嗚咽混じりに聞こえる、香枝の言葉ー…








この数ヶ月間、苦しかったのは私だけじゃなかったのかもしれないー…











『ねぇ……香枝。
 私達さ……もう一度、友達になれないかな?』







もう一度、友達になりたい、


もう一度、香枝と笑い合いたいよ。






ねぇ、香枝、もう無理かな…?