願うのは一つだけなんだ





私はすぐさま、“結衣”という人のホームページに飛んだ。





可愛らしい画像を使用していたり、全体的に可愛らしくて淡い感じのホームページだった。




すごく女の子らしくて、可愛らしくて、“結衣”という人はとても可愛らしい人なんだろうなと思った。








そして肝心のBBSを見てみると、まだ書き込みが一つもされていなくて…




この子も、きっと待ってるんだ、って。




誰かが自分を見つけてくれること、探し出してくれること、待ってる、そう思った。








私はあなたが私を見つけてくれて、本当に嬉しかった…






だから、あなたを一番に喜ばさせてあげたい。






その方法、現実世界では嫌われ者の私でも、知ってるー…







【結衣さん☆

 先日は私のホムペへお越しいただき
 本当にありがとうございました!

 結衣さんが来てくれて、
 本当に嬉しかったです!

 結衣さんも小説を書かれているんですね。
 結衣さんの作品、私も読まさせていただきますね!

 私もまた結衣さんの所に遊びに来てもいいですか?

 モモ】






私は、すぐにそう書き残した。





結衣さんは、返事をしてくれるかな…?




期待と不安、両極端の想いを抱きしめながら、私は自分のホムペに戻る。






まだ訪問者は1のままー…





でも不思議と心は軽やかだった。