無料で小説が書ける。
無料でお互いの作品を宣伝し合ったり、ちょっとした会話を楽しむ様子が私の閉ざされていた心を解放させてくれる気がした。
名前も本名は禁止、だから本当の私が誰かなんて誰も気付かない、知らない、分からない。
それが今の私には好都合で、また誰も知らない私なら明るくて前向きな女の子としてこの世界にいることができる。
何もかもが私にとって好都合で、何よりも心の拠り所になるんじゃないかと本気で信じていたー…
早速私はIDとパスワードを作り、自分専用のホームページを飾っていった。
とても夢中になれる時間だった。
試験前の勉強よりももしかしたら机に向かっている時間が長いかもしれない。
そのくらいに夢中になっていたー…
そして朝方、私だけのホームページが出来たー…

