【完】いいかげん俺を好きになれよ


一応時間とか気にしてくれるなんてちょっと優しい。


結局人混みを避けるため、あたしとアユはしばらくそこで時間を潰してた。


他愛もないおしゃべり。


どの花火がすごかったとか、蚊にいっぱい刺されたとか…(笑)


そういうなんでもないやりとりでもただ一緒にいるだけで楽しいと思えるのは、やっぱりアユだからかな。


花火は終わったはずなのに、もう少しいたいような、帰るのがもったいないような…

なんともいえない気持ちになった。