気球は『コロナタの森林』の上空をも通り過ぎ、港町をぬけて、漆黒の海上に出た。
「どこに向かってるんだろう」
ユイの不安げな声にアレキサンダーが反応する。
「このルートだと、初心者の島だろう」
「私たちが冒険者として初めて太陽神界に降り立った場所」
キャスケットの言葉にユイが答える。
「すごろくで言うと、振り出しに戻る?(笑)」
「いや、帰れってことじゃないか?俺たちの世界に」
アレキサンダーがそう言った次の瞬間、世界が一瞬にして明るくなった。
ユイたちが細める視線の先。
地平線の向こうから、アキス王に呼ばれたばかりの太陽が神々しい陽光で世界を照らし出していた。
陽光をキラキラと反射している水面の遥か向こうの、初心者島に向かって気球は高度を徐々に下げていく。
「私たちの世界は、もっときれいだよね」
目覚めたばかりの世界を喜ぶように、白い海鳥が美しい声を上げながら気球の周りで戯れはじめる。
その鳥を見つめていたユイは、笑顔でみんなを振り返る。
「いつか、きっと会おうね」
「そうね」
「うん」
キャスケットとミリンも笑顔でうなずきかえした。
「約束しよう」
ルークの言葉に、アレキサンダーは続けて言い放つ。
「ああ。太陽神の名にかけて」
―――初心者島、到着まで後5分。
「どこに向かってるんだろう」
ユイの不安げな声にアレキサンダーが反応する。
「このルートだと、初心者の島だろう」
「私たちが冒険者として初めて太陽神界に降り立った場所」
キャスケットの言葉にユイが答える。
「すごろくで言うと、振り出しに戻る?(笑)」
「いや、帰れってことじゃないか?俺たちの世界に」
アレキサンダーがそう言った次の瞬間、世界が一瞬にして明るくなった。
ユイたちが細める視線の先。
地平線の向こうから、アキス王に呼ばれたばかりの太陽が神々しい陽光で世界を照らし出していた。
陽光をキラキラと反射している水面の遥か向こうの、初心者島に向かって気球は高度を徐々に下げていく。
「私たちの世界は、もっときれいだよね」
目覚めたばかりの世界を喜ぶように、白い海鳥が美しい声を上げながら気球の周りで戯れはじめる。
その鳥を見つめていたユイは、笑顔でみんなを振り返る。
「いつか、きっと会おうね」
「そうね」
「うん」
キャスケットとミリンも笑顔でうなずきかえした。
「約束しよう」
ルークの言葉に、アレキサンダーは続けて言い放つ。
「ああ。太陽神の名にかけて」
―――初心者島、到着まで後5分。



