隣のアイツは、溺愛俺様ウソ彼氏。



無理やり押されて、お風呂場から追い出される。



バタンとドアを閉められ、1人取り残される私。



「うぅ…寒い……早く着替えよ」



流石に濡れた服を着ているのは気持ち悪いし、まわりの空気で体も冷えてくる。



急いで部屋に戻った私は、クローゼットをガラッと開けてルームウェアを取り出す。



ピンクと白のストライプ柄のルームウェア。



これは私のお気に入りの1つだったりする。



でも、気に食わないことがあって…



それは
これがアイツ……



大ッ嫌いな宙からの誕生日プレゼントってこと。



もらったときはなんの期待もしてなかったし、気に入らなかったら返品してやろうと思ってたんだけど……



見事に私の好み、どストライク。