「…そうか…。
…いいぞ。今の学校も辞めよう」

『え…?』

「いつ、なにされるかわからない状態なんだ。
もう、あの学校は辞めたほうがいいと思う」





お父さんが辞める何て言うなんて






「でも、疾風が許せねぇ。
俺の娘になんつーこといってんだよ。
あの坊主は。一応年上なのにな?」

『は、はは…』





嬉しくないお言葉だな…





「荷物はまぁ、着替えだけ持ってけばいいだろ。
学校には連絡いれとくから、
今から準備してこいよ?」

『う、うん』





今からか…


明日から、みんなには会わない。

これから、一生ね。多分…




部屋に戻り、カバンに着替えをつめる




コンコンッ




『はい』





ガチャ




「優良、服、あれに着替えとけよ」