とりあえず 面倒な事に巻き込まれる前に退散しよう。そう思った矢先「おい。お前も長州藩か。」と浅葱色の羽織を着た男にきかれた。「そんなわけないだろ。」
「問答無用!」結局聞かねーのかよ!と
思ったけど流石に自分が殺されそうにのなっているのに黙って立っているほど私も馬鹿じゃ無い。面倒くさいので
一瞬で斬り殺した。 ㊚物の袴を履いていてよかった。その後そ~っと影から他の斬り合いの様子を見ていると圧倒的に新選組が強く長州藩の人達は捕らえていた。
「おい、貴様らの持っている情報を全て吐けっ!」心地良い声がひびいた。てか
吐けと言われて吐くような人間じゃないでしょ。けど その次に聞こえたのはとんでもない言葉だった。
「はっ!俺は何も喋らねー。だが そこに隠れてるガキなら喋ってくれるんじゃねーのか?」..............は?
今なんつった?そこに隠れてるガキ?
私?    と一瞬フリーズしていると
一瞬のうちに私は縄で縛り上げられていた。「そのガキを屯所に連れて行け。
吐かすぞ。 フッ。ガキなら楽勝だな。」
え?    イヤイヤイヤ!
私何にもしらないんだけど!抵抗しようにも刀は取り上げられてるし身動き出来ないし。 ヤバそうな予感しかしない。