こいつの親は医者。 怪我は、こいつの親に治してもらった。 もちろん極秘で。 『お父さんね、僕の言う事なら何でも聞いてくれるんですよ?やたらと過保護なので』 と、笑って話してたけど。 その話を聞いた時は、とにかくイラッときて、思わず殺しそうになった。 でも我慢した。 やや屈辱的ではあるけど、とにかく今の状況では内田に縋るしかなかったから。 「内田、今までかくまってくれた事だけは一応感謝してやるよ」 感謝はする。 だけど、害虫は削除しないとダメだから……。 「さよなら、内田」