目を覚ました時には、ベットの上にいた。 真っ白な天井。 鼻につく消毒液の匂い。 ここは……。 「河瀬ちゃん、気が付いた?」 「っ……」 横から声がして、驚いて体を起こした。 「よかった。元気そうだね」 ベットの横の丸椅子に座ってニコニコ笑ってるのは、上条くん。 首には包帯が巻いてある。 「上条くん……無事、だったの?」 「失礼な。ちゃんと生きてるよ。首を刺されたけど、幸い急所じゃなかったみたい」 でも、何で……。 「どうして、病院に……?」