若王子と違い皮肉らないで、アドバイスをしてくれる。


「今はリラックスできたとしても、家で萎縮しちゃうよ...」


「あ、ホント、結構重症だね...。


俺またこの後部活行かなきゃいけないから、あまり何か出来るわけじゃないけど......。

俺が出来ることあれば言ってな。



そうだ!
夏休み気晴らしに遊ぼうよ!

渡瀬も一緒にさ」


「おぉー!いいねぇー!」


風磨君の提案に乗り気な里桜。


私も嫌じゃない。


「私は...まず最初に宿題を終わらせたいなぁ」



「お!顔が明るくなった!

楽しいこと考えると、自然と心も晴れるだろ?

いいよ、3人で図書館にでも行くか」


「あたしもう一人男子誘ってくるよ」


「お、マジで?

じゃあ頼むよ。


俺そろそろ部活行くわぁ」