「ん~。昨日ちょっと喉が痛かったからね。 悪化したのかな? 少しだけ頭まで痛くなっている気がする…」 「まぁ…。 あまりにもきつかったら言ってきてね。 そして保健室に行こうね」 彼女の言葉に柔らかく微笑む私。 これは数時間前の話。 今はと言うと。 「康君‼ 突然來奈が倒れちゃったよ‼ お願い、保健室に運んで!」 廊下で倒れた私を、慌てふためいて若王子に助けを求める里桜に、意識が無い私は気づかないのであった。 …………………………。 どこだ、ここ…。 独特な臭いがするけど…。