ふわふわ。 また揺れてる、 重い瞼を必死に開ける。 「は、や、と、くん?」 「ん?起きたか?」 声が返ってきた。 そして目の前には隼人くんの頭?らしきもの ってことは、 私、おんぶされてる?! 「え、!私重いですよね!歩きます!」 「いや、重くないし、熱あるんだから無理すんなよ、それにこの前ももうおんぶしてるし大丈夫」 「え?この前?」