海賊王女と無敵な人魚の王子さま

「は! 友達!?
 死ぬのが仕事の『鳥』なのに?
 卑しい身分の『鳥』になんて、ほいほい見舞いになんて行ったら、フロンティエール第一王女の身分が汚れるとか思わないの?」


「『死ぬのが仕事』じゃなく『わたしを守る』のがお仕事でしょう?
 それに、命を張って戦っているヒトが『卑しい』ワケないもの!」


 わたしを守って傷ついた人に『ありがとう、元気になってね』って言えないような身分だったら、要らないわ!


 って、思いを続ければ『鳥』が喉の奥で、ケッと喉を鳴らした。


「偽善者」


「なによっ! わたしが、そんな風に思ってるんだから、仕方ないでしょ!」


「……でも、僕はキライじゃない、かな?」


「え?」