+ + + + 二人の言葉に背中を押され …気づけば放課後。 そして、匠くんのクラスの前まできた。 教室の中は静かだし、そこに匠くんがいるっていう確証なんてどこにもない。 …それでも 匠くんのクラスまで来たっていうので、ちょっとだけ進歩したって思わない? …なんて 本人に話しかけなきゃ、なんの意味もないんだけどね。 そんなことを一人で考えていたとき、だった。 カタン 中で物音が聞こえた。 …誰か、いるんだ。 私はそれだけのことで気が狂いそうになる。 …緊張、しすぎかな。