感想ノート
この作品はとても思い入れの強い作品です。作中でほとんどが吐き出されています。なのでもう、わざわざここでなにかお応えはできないと思います。
お返事は、「お読みいただき、ありがとうございます」としか返せません。
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紅 憐 2009/07/23 22:08
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こんにちわ。こちらの作品に寄らせていただきました。
読みながら、この世界はどんな方向へ展開していくんだろうと、ずっと考えていました。美代はどこへ向かい、そしてショーはどこへ向かうんだろうと。
行き着いた先は、嗚呼・・と思わずにはいられなかったです。たぶん、なんとなくショーが病院をあとにした時点で、その後は美代の元を訪れなかった時点で、わかってたところもあったのかもしれないけれど、でもやっぱり、どうして?と思わずにはいられないところがありました。2人で歩き出していってほしかったなぁと。。そこに、本当の意味での望んだ未来があったのかも、わからないけれど。でも、たとえ未来のない未来であっても・・なんて、思っちゃいました。
最後まで、タイトルの意味はなんなのだろう?って思ってたのだけれど、結末まで読んでわかりました。美代は、そうして生きていくんですね。
いろいろ考えさせられる作品でした。長々書いてしまってごめんなさいです。また、よかったら読みに寄らせていただきますね。蒼乃 月 2009/07/17 16:36
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永花 ふうさん
お返事遅くてすみません。
お読みくださり、本当にありがとうございます。
医療関係の方だそうで……
私は、特別そちらの教養は得てないので、永花さんのような方にそう言ってもらえると、書いた側として安心できます。
美代も、私の中ではだいぶ大きな存在なので。
些細なエピソードのほうが、ずっと、核心的な疑問に突き進んでくと思うんです。人間みんな「ふとした」思考のほうが冴えてて、「あ、そっか」って。
その部分に描いた葛藤などを汲みながらお読みいただいたみたいで、本当に感謝です。
ありがとうございました。紅 憐 2009/05/08 13:13
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はじめまして。
凄い……!と思いました。
わたしは仕事で美代さんみたいな人をよく見ます。
山久さんみたいな人も……。
見えない千代に語りかける美代の姿が想像出来る分……丁寧に描写された美代の心理がとても怖くて、そして納得させられました。
さりげないエピソードの中にたくさんの葛藤が読み取れて、美代の心が何処へ行くのか最後まで夢中で読みました。
ラストはとても悲しくて、それでいて前向きさも感じられました。
表現の豊かさ……本当に尊敬します。
心に染み入る作品ありがとうございました。永花 ふう 2009/05/02 02:47
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比呂田さん
お久しぶりです。
辛辣?とんでもない!
ありがたいご指摘、本当に感謝です。
ありがとうございます。紅 憐 2009/05/01 23:42
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レンズさん
お読みくださり、ありがとうございます。
人はなにかに依存、支えてもらって初めて立ってられる気がするんですよ。杖でなくても、心の足があるわけです。
解釈は、たくさんあります。
まったく共感できない。というのは、そこまで思わせるほど、『美代』を確立させられたんじゃないかな?と自惚れた解釈で受け取っちゃってよいですか!?
ショーを殺したのは、物的にはショーで、精神的にもショーのせいですが、流れと、美代が、そうさせてしまったんですね。
人の心って複雑です。それこそひょっとしたら、頷くよりも首を横へ18度傾けるほうが正解かもしれません。紅 憐 2009/02/09 13:17
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おはようございま〜す
やっと読みにこれましたわん。
なんて感想書こうかしらんと思ったら、上に「何でも書いていいぜぇ」←勝手に解釈。を見たので、好きに書いちゃいますよ〜
必要不可欠なもの。人は少なからず、何かに依存して生きていると思う。人それぞれ『何に、どれくらい』が異なるだけだと。
主人公はその象徴のように見え、その他の人物はその付き合い方の違いを表しているように思う。チョコレートですら、そうなのだ。雁字がらめになるもよし、程よくキョリをとるもよし。そんな自由を問いかけられる。
そして私は、この主人公に全くもって感情移入できない。それはきっと、依存する対象が違い過ぎるからなのだろうと思う。とてつもなく独りよがりな反発かもしれない。
もし、これが主人公から読書への投げ掛けだとするならば、私は立ったまま首だけを18度だけ傾けて、スレスレでかわしたい。そして振り返らずに前へ進むのが理想だ。
と、こんな風に思わせるのはエンタメ!?
表紙の通り、彼を殺したのは彼女だ。そう納得させられるラストでした。
ありがとうございましたなのです蜘蛛谷レンズ 2009/02/08 07:34
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アリセさん
お手に取っていただきありがとうございます!
ゆっくりで構いません。気の向くときに読んでやってください。紅 憐 2009/02/04 23:53
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先日は我が家にお越しくださってありがとうございました
サスペンスということで飛びついてしまいました
まだホンの序章しか読んでないので感想とまではいきませんが、これから読み進めていきますね
妹を殺めたという意味深な言葉を気にしつつ、感想はまた読み進めてからお邪魔しますね
ではではまたアリセ 2009/02/04 00:10
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くりんちゃん!!
わあああっ、ありがとう。ほんとにありがとうございます!
これ、一応私の代表作って呼ばれてますし、私もすごく思い入れがあるので、読んでくださっただけでなんて嬉しいことかっ!!
お涙までちょうだいしましたm(_ _)m
美代のなにかを感じてくださって、ありがとうございます。紅 憐 2009/01/09 00:31
蒼猫さん
この作品を読んでくださり、ありがとうございます。
そうですね。実はこれ、『死にオチ』という終わり方に、今、私は納得できてなくて、野いちごに公開するか悩んだんです。
違う未来も、あったんじゃないかって。
でも、これはこれで伝えたいものがあるんです。
美代は千代と離れます。と思えば、今度はショーを幻視するようになる。
自分と言うものを確立したいのに、ショーのお姉さんを演じたり、千代の次はショーに依存したり。美代は、どうやって立っていたいのか、どんな自分でいたいのか。主張したい気持ち、依存したい気持ち。両方のぶつかり合い。私はこれを野いちごにアップしたあと、彼女が、本当にひとりになるのはいつだろうか、いずれ、自分の足だけで立てる日がくればと思いました。
そしてショー。
美代のうそを知っていながら、それでも美代を姉と慕うショー。うそだと知っていたなら、美代が刺されたあとも、責任を感じなくてよかったのに、死んでしまったショー。
どれだけの時とどれだけの嘘とどれだけの現実でも、それでも、ショーはお姉さんを自分から切り離せなかった。
彼にとってお姉さんのは、死んでなお、偽物でもなお大きいということなんですが……
救いがたいストーリーです。
なにか感じてもらえれば思います。
お読みいただき、ありがとうございました。