異世界の国を救う時間があるなら本を読みます。


 「も、申し遅れました!わたくし、このオールエル図書館の司書、フィアナ・エドガーと申します」

 「よろしくお願いします」

 「こちらこそ!それで、本が好きって、具体的にはどのような本が!?」

 「そうですね…特に嫌いな分野はありません。私は本全般が好きなので。それより、先程から興奮して、どうしたんですか」

 「すみません……。わたくし、実は、本好きの友達がいなくて……。この図書館に来るのは壮年の方や年配の方ばかりで、本好きの友達を作るにも作れなくてですね。あなたのような若い方が入ってきたとき、友達を作るチャンスだと思いました。それでずっと話しかけるタイミングを探していたところ、ホシボシ様に話しかけられて、驚いてしまったのです。先程は、本当に申し訳ありせんでした」

 頭を深々と下げて謝るフィアナ。



 星々はこの弁解を聞いて一瞬で悟った。

 この人は、気合を入れた分だけ空回りするタイプの人だな。
 トラブルが舞い込んできそうだから、関わらないでおこう。

 ……と。