突然振り返った結城くんと目が合う。 『土曜日、10時に駅集合』 周りにバレないように、口の動きだけでそう伝える結城くん。 本気、なのか…。 ガクッと肩を落として教室に戻る。 腫れた頬にジュースの缶を当ててる結城くんを見て、何でか少しだけ…ほんの少しだけ、嬉しくなった。