ギシ
ギシギシ…
ギシ
そこへ、廊下を踏みしめる足音が聞こえてくる。
(おばさんが心配して見に来てくれたのかな?)
離れになっているこの部屋へ来るとすれば、それしか考えられない。
起きていてはまずかったかとも思ったが、今さら布団に潜り込むだけの時間もないし痛みに抗うだけの気力もない。
大人しくイスに座ったまま、障子の方を見つめた。
すっ…。
しかし静かに開いて入ってきたのは、思いもしなかった河村の姿。
どうやら双瀬はいないようだ。
「あ…久司…」
「裕、起きて大丈夫なのか?」
まだどこか怒りを含んだ声に、裕一郎は委縮する。
「…うん」
小さく返事をすると、部屋に入ってきた彼は黙って向かいのイスに腰を下ろした。
2人の間に気まずい雰囲気が漂う。
「あの…心配かけて…ごめん」
1番に言わなければと思っていた言葉を口に出す。
素直になる事…それが大切だと思ったから。
だが、返ってきた返事は辛辣なものだった。
.
ギシギシ…
ギシ
そこへ、廊下を踏みしめる足音が聞こえてくる。
(おばさんが心配して見に来てくれたのかな?)
離れになっているこの部屋へ来るとすれば、それしか考えられない。
起きていてはまずかったかとも思ったが、今さら布団に潜り込むだけの時間もないし痛みに抗うだけの気力もない。
大人しくイスに座ったまま、障子の方を見つめた。
すっ…。
しかし静かに開いて入ってきたのは、思いもしなかった河村の姿。
どうやら双瀬はいないようだ。
「あ…久司…」
「裕、起きて大丈夫なのか?」
まだどこか怒りを含んだ声に、裕一郎は委縮する。
「…うん」
小さく返事をすると、部屋に入ってきた彼は黙って向かいのイスに腰を下ろした。
2人の間に気まずい雰囲気が漂う。
「あの…心配かけて…ごめん」
1番に言わなければと思っていた言葉を口に出す。
素直になる事…それが大切だと思ったから。
だが、返ってきた返事は辛辣なものだった。
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