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喉の渇きに目を覚ました裕一郎は、仄暗い明りの部屋を見回して気づく。
(そういえば、双瀬さん家に泊まったんだった…)
水が飲みたいと、そろりそろり痛む体を起こして座る。
枕元に置かれている水差しからコップに水を注ぐと、口に含んだ。
壁の時計は午前4時をさしている。
空が明るくなるまでには、まだ少し時間があった。
(久司と双瀬さんは、どうしたんだろ)
仕事が残っているから出かけると言っていたが、もう帰ってきているのだろうか。
ふと、心配になる。
けれど確認するのも、事務所に帰るのも明るくなってからでないと勝手に動けば周りに迷惑をかけてしまう。
完全に眠気が覚めてしまった裕一郎は、部屋の御縁に置いてある古いラタンのイスに身を沈めると、少しだけ窓をあけて空を眺めていた。
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喉の渇きに目を覚ました裕一郎は、仄暗い明りの部屋を見回して気づく。
(そういえば、双瀬さん家に泊まったんだった…)
水が飲みたいと、そろりそろり痛む体を起こして座る。
枕元に置かれている水差しからコップに水を注ぐと、口に含んだ。
壁の時計は午前4時をさしている。
空が明るくなるまでには、まだ少し時間があった。
(久司と双瀬さんは、どうしたんだろ)
仕事が残っているから出かけると言っていたが、もう帰ってきているのだろうか。
ふと、心配になる。
けれど確認するのも、事務所に帰るのも明るくなってからでないと勝手に動けば周りに迷惑をかけてしまう。
完全に眠気が覚めてしまった裕一郎は、部屋の御縁に置いてある古いラタンのイスに身を沈めると、少しだけ窓をあけて空を眺めていた。
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